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月別アーカイブ: 2018年12月

大事にしたいこと・・・

先月の京都新聞の凡語に

南インドの小さな出版社が作った「つなみ」という絵本のことが書かれてありました。

それは、2004年のスマトラ沖地震が題材で

宗教を超えて人々の支え合う姿と希望が描かれたものだそうです。

触り心地の良い手すき紙。

1色ずつシルクスクリーンで刷る鮮やかな絵。

仕事の手法も出来上がりも変わってしまうから、

会社も大きくすることなく、月千冊作成のみ。

現地取材をされた京の装丁家は

「本屋と読者の良い関係」を見たと。

大量生産よりも品質を重んじ、読者は待つことを楽しむ。

この記事を書いた記者は最後に、「ちょっとうらやましい」と、記していました。

そうそう! 同じ、同じ!!

そのうらやましいと思ってもらえるところこそ、

私達の何よりの喜びであり、前へ進む力なんですよ!

まだまだ、こうしてものづくりに向かってる人は

海の向こうでもいるんだ、

と嬉しい思いにあふれました。

ご縁をいただいたお客様へ、心から喜んでもらえるものを・・・!

今日も社員一同精進して参ります。

今年もあとわずか。

どうぞ、ご健康で素晴らしい年をお迎えなられますよう、

心よりお祈り申し上げております。

 

 

 

年一展を終えて・・・

今年は大変な猛暑でしたので、いつもよりひと月遅れの年一展

毎年お元気な顔を見せて頂ける常連様、

おきものを、自分の新しいファッションとして楽しまれるお若い方々、

ご結婚された娘様用にと色留袖を探しにみえられたお母さま、

来年のお嬢様の成人式のお祝いにお誂えされるお客様、

日本の伝統産業の美に興味をお持ちのお医者様、

ご主人様がネットで見つけて頂き、初めてお越し頂いたお客様などなど・・・

とびっきりの嬉しい出会いに笑顔があふれました。

かなり遠方からお越し頂くお客様も多い中、

出来るだけ楽しんで頂けたらと、

弊社にはないものも、他社様のご好意で、

私共も勉強させていただきました。

この年一展で頂きました素晴らしい時間を感謝の気持ちに変え、

また、日々のお仕事に生かしたいと思います。

ご来社頂きました皆様、誠に有難うございました。

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