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カテゴリー別アーカイブ: 日記

笑顔いっぱいの三つ詣りに・・・

お詣り1

お持ちのお祝い着をお孫さまの三つ詣りに・・・

白地ということもあり、

たくさんのシミ汚れが出ていました。

それをできるだけ綺麗にして

どうしても汚れが残ったところは、

柄足しをしてわからないように

加工させていただきました。

また被布もご希望されましたので、

いくつかご用意した中で、お選びいただきました。

またお母さまが、お祖母様に髪飾り作成をリクエスト

赤や薄ピンクや白の生地で、

リボンの形のものをたくさん作って・・・

お話を伺った時には、想像できなかったのですが、

お写真をいただき・・・

素敵なお帽子のようではありませんか!

そして、少し短めの丈にあげをして、

黒いブーツで、とってもお洒落です。

笑顔がとっても可愛いお孫様にぴったりです。

伝統的なおきものとお洋服の着方とが、

とってもいいバランスで、目から鱗・・・

お若いかたの感覚ってすごいなあと、楽しませていただきました。

これからも是非、ご家族で、お子様のご成長と共に、

おきものを楽しんで下さいませ。

おめでとうございました。

お詣り2

 

 

京友禅伝工士 展示即売会

 

伝工士展案内

暑さ厳しい毎日、

まだ本格的な夏はこれからか・・・と思うと、

気持ちまで、もはやバテ気味です。

そんな中、涼しいメッセ内で、素敵な友禅の逸品を見て、

心も体も休めてみませんか・・・

弊社作成のおきものに加えて、

年一展の時にだけ登場してました

小さな巾着「こまるちゃん」も出動しております。

数に限りがございますので、お早めに(^^♪

kinntyak

中学生チャレンジ


写真5

 

職場体験として4日間来られました。

お客様へ届けるものは触って頂けないので、

作品を作っていただきました。

教えてもらいながら、自分の感性で色も決めます。

緊張しながらも、

仕事としてのものづくりとはどんなものか・・・

良い経験になってたら嬉しいです。

小学校の卒業式にはお二人共、袴姿だったとか。

またおきものを着る機会があれば、

ご両親に感謝して、

どこかの職人さんのあたたかな手のぬくもりを感じながら、

是非楽しんで欲しいと願ってます。

(*後日いただいたお礼のお手紙より・・・)

印象に残ったことは、実際に自分で布を染めたこと。

糊を上手にすくえなくて、ムラが目立ってしまったけど、

だんだん染めていくにつれて染められたことです。

染めるための色一つ作るにしても簡単ではありませんでしたが、

体験をしたことで、

着物一つ一つの柄を見る目が変わりました。

また、最後に着物のたたみ方や着付けも

教えていただきありがとうございました。

写真2

写真3

写真4

c5

 

春よこい・・・

2024年 年明け早々、能登で大変辛いことが起きました。

愛する家族、友人、故郷を失くされて、

今、懸命に過ごされてる状況に、

ほんのひと時でも、

心休まることがありますように・・・と願うばかりです。

生きていくことは、本当に辛いことではありますが、

いつかは失う時が必ず来るのなら、

少しでも笑っていたいと思います。

 

こうした中も・・時は前に進み、

2月には、丹精こめて作られたものを、

ご覧いただける機会が沢山ございます。

*①染と織の展覧会

2月2~4日 東京・時事通信ホール
入場料必要
:弊社お客様はご連絡いただければ
チケットをお渡しいたします。

*②京友禅競技大会

2月16、17日 京都産業会館ホール

*③京友禅伝統工芸士 展示即売会

2月8日~12日 京都伝統産業ミュージアム
(地下1階みやこめっせスクエア)

どうぞお気軽にご来場くださいませ。

春よ来い・・・早く来い・・・

願いを込めて、熱い職人の心をお届けしたいと思います。

①東京時事通信ホールにて

東京1

東京2

東京3sinn

②京都産業会館にて

競技会表 競技会案内 裏

③京都みやこめっせにて

めっせ1 メッセ2

染めの世界へようこそ・・・

 

型1

11月25・26日に、

年一展(といちてん)をさせていただきました。

昔からのありがたい常連様、

お染め替えをさせていただいたお客様がた・・・。

コロナ中お会いできなかったこともあり、

心ひそかに楽しみにしていただいてたようです。

中には、弊社でお染め替えしたおきものをお召しになって、

ご来場いただいた方もあり、

楽しんで頂いてるお姿を拝見できたことは、

とっても嬉しく幸せなことでした。

また、ご縁が更に新しいご縁を繋いでいただき、

お若い方々にも熱心にご覧いただきました。

今回は、伝統工芸士である社長が、

図案、型彫り、染め、色合わせ、蒸し・水洗など、

さまざまなお話をお伝えしながら、

工場をご案内させていただきました。
型2

染め4

染め5

引き染め6

箔3

とっても面白かった!!

見る目が随分変わったわ!!!と、

皆さん楽しんでいただけたようでした。

古い工場の様子や所蔵の本や道具などからも、

昔から続く友禅の世界を、

少しでも感じていただけたのではと思います。

普段、目にすることのない職人たちの姿から、

今後、おきものにその手のぬくもりを、

感じていただけたら、いいなと思います。

「ここで染めてもらう色が大好き!」

こんなとびっきり嬉しいお言葉をいただきました。

今後も変わらず、そのご期待にお応えできますように、

こつこつと頑張ってまいりたいと思います。

ご来場いただきました皆様、

本当にありがとうございました。

展示1

展示2

展示3

 

3人

2023年 年一展

2023 年一展web

11月25日(土) 9時~19時

11月26日(日) 9時~17時

吉江染工場展示場にて・・

℡ 075-313-6475
Mail   kyoto@e-yoshie.co.jp

お一人お一人を彩るきもの達、

そしてそれを、

心を込めて製作しております職人たちと共に、

お目にかかれるのを

心楽しみにお待ちしております。

また、この日に限らず、

ご連絡いただければ、ご相談承ります。

お気軽にどうぞ。

お役にたてれば嬉しいです・・・。

おばあさまからのプレゼント

明日実ちゃん

 

もうすぐ11月・・・

七五三詣りの季節ですね。

楽しみにご準備されてることと思います。

お宮参りの時のおきものをお出しになり、

お袖に丸みをつけ、

バランス良くあげをしたり、

男の子でしたら、袴をレンタルされたり・・。

なかには、お若い頃のおきものや羽織を、

被布に仕立て直しされる方もいらっしゃいます。

勿論、お母さまやおばあさまご自身も、

せっかくだから、おきものを着ましょうか・・と、

箪笥を開けられてる方も多いと思います。

私共も、さまざまなお手伝いを通して、

幸せのお裾分けをいただいております。

 

お写真は前撮りを楽しまれてるとても可愛い一コマ。

頂いたお写真があまりに可愛いくて、

お客様のご了解を得て、掲載させていただきました。

おきものは、お宮参りの時に、

ご用意させていただいたもの。

そして、お召しになってる絞りの被布は、

20年程前に、今は亡き大おばあさまが、

ご自分のおきものを被布に仕立て直されたものなのです。

今回、大おばあさまのひ孫さまの3つ詣りにと。

身幅が広かったので、お仕立て直しをさせていただきました。

それだけ見ると、少し大人しすぎるお色の絞りですが、

落ち着いたお色が、おきものの華やかな赤いお色と引き立てあって、

とても品よく素敵です!!!

大おばあ様からおばあ様へ、

そしてまたお母さまからお子さまへ・・・。

お子さんの健やかな成長を願う気持ちは、

時が流れてもそうして繋がれてくのですね。

おきものに限らず、

それぞれのご家族が出来る形で心寄せ合う、

そんなご家族のお気持ちは必ず、小さなお子さんの

温かい幸せな経験として残るはず・・・。

ちなみに、お写真のお嬢ちゃま、

嬉しすぎて、照れながら紐飾りを引っ張りすぎたようで、

おばあさまが本番までに修理に奮闘されるとか・・・。

きっとそれも楽しい思い出になりますね!

おめでとうございます。

健やかなご成長を心よりお祈りしております。

 

 

 

京の名工展 ~ 匠の技にふれる5日間

R5
鳥たちの楽しそうな鳴き声と、

爽やかな秋晴れが嬉しい今日この頃です。

本日より京都のさまざまな職人たちによる

工芸品が一堂に会する展覧会が開催されてます。

京友禅・京人形・京仏具・西陣織・京漆器・京漆器

京繍・京焼・造園などなど・・・

伝統工芸の魅力に触れていただきたく、

お時間によっては、工芸士による見どころ解説や、

実演、製作体験もされているようです。

京の名工に選ばれ、京都匠会の一員である、

弊社社長 吉江康二の作品もございます。

足をお運びいただければ幸いです。

以下、案内状からの抜粋です・・・

【平安建都以来、政治・経済・文化の中心地であった京都には、
優秀な職人たちが数多く集まり、創造を重ねる中で、日本を代表する
優れた工芸品が生みだされ育まれてきました。
「京の名工展」は、優れた技術を有する伝統工芸の職人として
厳しい審査を経て選ばれ、京都府知事から表彰された「京の名工」
の手による最高峰の伝統工芸品が一堂に会する展覧会です。
「京の名工」が集まり発足した「京都府匠会」と京都府の共催により、
昭和46年から開催される歴史ある展覧会であり、京都の秋を彩る
恒例行事となっております。
また、時代を担う若手職人として京都府知事が認定した
「京もの認定工芸士」の作品展も同時開催します。
伝統の技術と若い感性が生み出す伝統工芸品もお楽しみください。】

 

 

 

 

 

暑さに負けず・・・

今年は大変な猛暑ですが、

コロナ規制も無くなり、

祇園祭りや花火大会を楽しまれた方も多いのでは・・・。

しかしながら、自然の力の前では、

どうにもならないことが起きます。

この自然の変化と共に、

変えていかなければならないことと、

守っていかなければならないことが、

沢山見えてきましたね。

京都では、地域でお地蔵様を祭るところが多いです。

そうしたことも、今年からまた緩やかに準備をされています。

当たり前と思ってきた幸せに感謝して、

人との繋がりを大事に、また喜びを求めて変化したいものですね。

弊社の盆休みは、8月11日~16日です。

お盆中、メールでのお問い合わせにお応えはできませんが、

お休み明けにはお返事させていただきますので、

宜しくお願い申し上げます。

先月よりお染め替えご希望の

ご来社予定もかなり増えてきております。

加工自体以前よりもかなりお時間がかかることもあり、

お召しになられるご予定のある方は

早めのご相談をお願い申し上げます。

それでは、暑さに負けずお過ごしくださいませ!

 

 

更なる一歩に・・・

A

本年度の競技会に出品しているきものと帯たちです。

残念ながら大きな賞は頂けませんでしたが、

また来年に向けての大事な一歩になりました。

形は大きく変わることがないおきものと帯だからこそ、

白生地の織・模様の図案・心引きつけるお色の染め、

それらの確かな技術が、

お召しになられる方を魅力的に演出いたします。

今そうした技術を持つ職人が、

一人でも多く育つことを強く心より願っています。

そして、さらにおきもの好きの方が増えていただき・・・

素敵な笑顔にたくさん出会えることを楽しみに、

私たちはまた頑張って参ります!

F
E
D

 

今回、「色の再設計」と題して、

京都精華大学マンガ学部の教員の方々とのコラボ作成を致しました。

皆さん教鞭をとりつつ、プロとしてご活躍です。

弊社は中村佳代先生の配色によるものです。

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様々な方との繋がりが広がり、

京友禅が和装の輪の中だけでなく、

毎日の普通の生活の中で、世代を超え、

お洒落やな~と感じていただけるよう、

さらに、頑張って参りたいと思います!

ご来場いただきました皆様、

誠にありがとうございました。