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男物の羽織へ・・・  香川 T・K様

【ご要望】

女物の羽織を男性用にできるでしょうか。

身長が176㎝くらい。胸囲も大きめです。

難しいようでしたら、女性用で染め替えを考えます。

Before
T・K様 BEFORE
After
T・K様 AFTER
Before
T・K様 BEFORE
After
T・K様 AFTER
コメント

【ギャラリー】

抜染後

染め上がりの模様

 

*染め替え自体もお色がどれほど抜けるかという
心配はございますが、
男性ものにする場合は、
まず、お仕立てで幅が足りないことが多く、
少しでも近い生地を探して足すことが必要です。

きものは、縦に縫うラインは
さほど気になりません。

ただ、異なる生地ですので、一緒に染めますが、
どうしても、同じ染め上がりにはなりませんので、
それを近づけること
(地直し・はきあわせ)が必要です。

 

*ご希望をお聞きして加工内容を予定しておりましたが、
抜染後の様子から、
元の模様がぼんやり残り、
お色も黄味が残ったことより、
少し濃いめのお色で、
細かな模様が詰まったものを
改めてお勧めしました。

弊社の型による絵刷り写真から模様を、
色見本裂からお色を選んでいただきました。

中濃度のグレーを全体に染めて、
その後に濃いグレーで万筋模様に染めることに・・・。
男性らしい落ち着いたお色と模様に仕上がりました。

 

【お客様の声】

早速送っていただきまして
ありがとうございました。
丁度、主人が居ましたので、一緒に開封しました。
主人の反応が凄く良かったです。

母親の羽織から、染め替えて仕立て直し、
新しく生まれ変わった事に感動し、
さらに、その羽織の色や柄が
大変気に入ったようです。

多くの工程を経て素敵な羽織にしていただき、
ありがとうございました。

いざ、羽織を求めて探しても、
なかなか思うものは見つからないと思います。
プロのアドバイスで、
素敵な一着にして頂きました。
感謝です。

しばらくは、主人が、
あとは、息子が袖を通していくことになります。

お正月くらいですが、
きものを着る日は、
なんだか特別な日って感じです。

世の中が落ち着いたら、
また京都にも出かけたいと思います。

 

*ご夫婦であれこれ悩まれ
相談されたお染め替え。

いつか、ご夫婦揃っての
素敵なお着物姿のお写真が届くかしら・・・
と、楽しみしております・・・。

 

【加工内容】

解きハ縫い洗いのし→抜染→継ぎ足し用生地ご用意
→無地染め→蒸し・水洗①→柄染め→蒸し・水洗②
→地直し→お仕立て→はきあわせ

*羽裏もお見立てしたものからお選びいただきました。

 

【参考価格】

¥158,620-(税込)