色無地

2枚の色無地の色・地紋・単衣と袷、この組み合わせをどうすればいいのか。 兵庫 K・T様

【ご要望】

色無地の染め替えをお願いしようと思いつつ、肝心の色を決めかねています。
2枚ありまして、緑系と桃色系にしようかと。
でも、今後60代と考えると桃色系は・・・とか。

身丈が短く、継ぎが必要な場合、残布がなければ継ぎ布はどうすればいいのでしょうか。

二枚のうちどちらかを単衣にと思っています。

AFTER
20180604_1a
単衣
AFTER
20180604_2a
コメント

【お客様の声】

ご来社後・・・
先日はありがとうございました。
色を決めるのが楽しくて、ついつい興奮してしまいました。
ピンク系の色を決める時は、
ご主人様のアドバイスがすごく参考になりましたし、
グリーン系の色は実際にあててみなければ、
自分では選ばなかったと思います。
出来上がりがとても楽しみです。

出来上がり後・・・
開けて直ぐに、緑色系の着物。
「ああ、この色」と思わず顔がほころびました。
地の大胆な模様もうまい具合に華やかさを足して「正解!」
悩んで決めたこの色に対し、ピンク系の着物の色の印象があまり残っていなかったので
まとってみて、改めて「あっ、いい色!」
胴継ぎも問題ありませんでした。

どちらもこれから先長く着れるようにと選んだ色です。
着物に負けないように、
私も健康で明るく長くありたいと思います。
「今、私のたんすにあるきものをどうにか着れるようにしたい」という想いは、
吉江染工さんのおかげでどんどん叶えてもらっています。
この出会いに感謝しています。
今後ともよろしくお願いいたします。

 

【加工内容】

2枚の無地のうち、1枚は解きハ縫い洗いのし済み
1枚は胴継ぎ必要(胴継ぎ用布ご用意)

1枚は単衣にというご希望でしたので、流水模様がある地紋のお着物の方が
涼し気ではとお勧めしました。
ご希望色と抜染後の抜け加減で最終決定いたしました。

【作業工程】

解きハ縫い洗いのし(1枚分)→抜染(2枚分)→染め(2枚分)→蒸し・水洗(2枚分)→地直し→お仕立(2枚分)

 

【参考価格】

2枚分
合計¥127,656-(税込)